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理学療法士の臨床実習はその学年によって、実習の指導内容は異なりますよね。 普通に考えて1年生と4年生を一緒のカテゴリーで指導しません。その事をきちんと理解して実習指導してますか?というお話です。

 

また、これから実習に行く学生さんも、バイザーはどんなことを目標に指導しているのか? という事を知るいい機会になりますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

【初めての実習6stepはこちら】

【1限】はじめての臨床実習の前に!エントリーシートで良い印象を与える書き方。

 

 

 

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理学療法実習生の学年による実習内容の違い

 

 

臨床実習はその学年によって評価すべき内容が異なります。

 

 

・見学実習

これは実際の現場がどのようなものか『見学して確認する場』あり、患者さんに触れる事はあまりありません。(確認程度であれば触れる場合があります)

 

これを通して、学校に入って勉強ばかりしていた学生さんは、実際に現場に触れます。

 

この時期が一番楽しかったりする…

 

 

・評価実習

学校で習ってきた評価法で患者さんを評価し、統合と解釈をします。 大体ここで第一の挫折をしますね。 

 

なぜなら授業や実技練習で学んできたことが全く通用しないからです。

 

ここを乗り越えた者だけ(何も感じなかった人も含む)が、最後の実習に移れます。 

 

この時期の実習って評価してる処をバイザーに見られているんです。緊張感半端ないっすよね。

 



・治療実習

ここでは治療までを実施します。 

 

初期評価→統合と解釈と考察→治療→中間評価→統合と解釈と考察→最終評価→レポート提出。

 

という流れが一般的です。

 

評価実習を乗り越えた人もここで第2の挫折を味わます。

 

臨床運動学や、病理学、日常生活活動などを習っていますが、その知識では太刀打ちできないレベルの患者さんを受け持つことも少なくありません。 

 

また、評価実習で何も考えずに通ってきた人は、ここで間違いなく淘汰されます。 

 

 

実際、私ももうやりたくないです。

 

 

 

カリキュラムから到達目標を確認しよう

 

 

実習にはその実習毎に『目標』が定められています。

 

それが  

 

  • 見学
  • 評価
  • 治療

 

 

の時期ごとの実習なのですが、細かい目標はバイザーが決定します。

 

 

たとえば、『整形外科の患者さんのプログラム立案まで』とか『患者を2人持たせよう』とか。 

 

とはいえ、初めて会う学生さんなので、その学生の個々の能力や今までの経験なんかは全く分かりません。

 

 

 

学生の傾向を知らなければ目標は立てられない!

 

そこで、ある程度の学生の特徴を学校に確認します。

 

その確認の場を『バイザー会議』や、当院では『CE会議』と呼んでいます。 

 

実習指導者が指導すべきと考えている内容と、養成校が求めている実習での到達目標を合わせていく過程であり、また、学生の特徴や注意点もそこで先生方から情報提供されるのです。

 

 

最も困る情報は『特徴は特になし

 

 

いままで何年も学校に通っていて教員から『特にないです。普通の子です。』ってちょっとかわいそうじゃないですかね。 

 

というか何も印象を与えられなかったその学生も悪いのか? わからん。

 

 

そんな情報を得た我々も困りますし、学生さん自身もなんとなく嫌ですよね。 

 

なので自分の特徴をしっかりと在学中にアピールしておきましょう。

 

 

 

【臨床参加型実習】見学実習で指導したいこと

 

1年生や2年生の見学実習に来る学生さんは、『見学実習』と言います。

 

知識はなんとなくありますが、まだ未熟。 

 

ここでは学生の『好奇心』に訴えかけていきます。

 

 

例えば、この職業に就いたきっかけや、楽しいと思ったことなんかを説明すると良いかと思います。 私は逆に、この職業の辛さも教えます。 

 

理学療法士ってこんなに面白い!こんなに大変!そんな情報を欲しているのが1年生です。

 

 

【point】この職業の辛さとは、『治療だけしていれば良いという訳ではない』ところです。 書類業務や、電話対応、人によっては出張なんかもあります。 そういった良い点・悪い点をしっかりと教えるのも、この実習の大切な所です

 

 

また、今までの学習とこれからの学習が臨床とどのように結びつくのかを理解すると行ったところも大切です。 

 

例えば、寝たきりの患者さんの治療を見せてこう質問します。

 

 

 

『この患者さん、とても足が細いし曲がってますよね。なんでだと思いますか?』

 

 

答えられる学生さんもいますが、たいていは黙ってしまいます。 そこでこう切り出します。

 

 

『これは廃用症候群と言うんですよ』

 

 

すると、『あーそういえば習った!』もしくは『やっぱりそうなんだ!分かってたのに!』 みたいな表情をしてくれます。

 

 

 

【point】この時期の学生さんは知識が少し付いてきただけで、まだ自信はありません。 なのでこちらとしても質問に対し、無意味に回答をジッと待たず、すぐに答えを言ってしまいましょう。

 

 

すると、学生さんは授業と現場でのつながりを確認でき『授業でやってることは無駄じゃないんだ』と思えるようになります。 

 

これがだいじ!

 

そこから学校で学ぶことのモチベーションを高めるたり、こんなセラピストになってみたいと思わせるような見学をさせることが、この時期の学生さんに大切なことであると思いますよ。

 


 

【臨床参加型実習】評価実習で指導したいこと

 

その名の通り『評価』をします。 

 

しかし、学生はまだ『この患者に対してはこの評価が必要である』 というトップダウン方式で評価できず、あれこれと沢山の評価をします。 

 

しかし私はそれで良いと思う。

 

たくさん評価をした中からレポートに仕上げる段階で『必要な評価』と『不要だった評価』が浮き彫りになります。 

 

それを理解してもらう実習になると思っています。

 

 

とはいえ、期間は3〜4週間しかないので、可能な限り『初期評価』と『最終評価』ができるよう調整する必要があります。 

 

初期と最終を評価することで『患者の変化』にも気づいてほしいところですね。 

 

それが評価実習の重要なポイントです。

 

 

 

学生が良い実習を体験するにはうまくコミュニケーションを取ること

 

 

あとは評価をするにしても患者さんとインフォームドコンセントできてないといけませんし、自分がこれから実施する評価項目の説明もしっかりとできないといけません。

 

 

【point】患者さんは医学に関しては素人ですから、どんな治療・評価をされるのか気になります。 ここでうまく自分の行う評価や治療内容を分かりやすく伝え、コミュニケーションを取り、信頼関係を築けるかという事がとても大切になります。

 

 

これまでの学生のコミュニケーションの相手は同年代の友人や先生程度の年上ですよね。 

 

先生を筆頭とする大人との濃密なコミュニケーションはしたことない人が多いのではないでしょうか。

 

しかも、ここでは超年上の先輩方とのコミュニケーションを学ぶのです。 

 

自分の年齢の3倍以上の人が相手ですからね。不用意な発言で患者さんを怒らせたり、拒否されたりといった場面も多くあります。 

 

こを我々バイザーがしっかりとフォローしなければなりません。

 

 

このコミュニケーションに関する指導をしっかりできるのかどうかが評価実習の成功の分かれ道だと思います。

 

 

 

【臨床参加型実習】治療実習で指導したいこと

 

ここではバイザーによって目標は変わってきます。 

 

バイザーの個性というのでしょうか、そういったものが色濃くでてきます。

 

学生に考えさせるセラピストや、自分の考えや治療法を教え込むセラピストなどです。 

 

まぁこのへんになると周囲のセラピストも特に口を出してきません。実習が楽なのか、厳しいのかはバイザー次第、ということになります。

 

 

 

学生への指導法は指導者によって変わる!

 

私のこの時期の指導方法は『指示・放任型』とでも言いましょうか

 

 

例えば

『両下肢のリラクゼーションとストレッチとROM‐exをしてください。そのあとに大殿筋と大腿四頭筋の筋力強化exをしてください。時間は20分程度でお願いします。』

 

 

といった指示を出し、あとは学生さんに任せる。 

 

といったやり方です。 そうすることで学生の考えによる治療が行われるのではないかと考えます。 もちろん、それをやる迄に一通りの実技指導、実施後修正を行いますよ。

 

 

 

学生主体の治療環境を整えよう!

 

バイザーが事細かく指導して実施させるのではバイザーが治療したのと同じです。

 

中華の鉄人が作ったレシピで作り方を弟子に指示した料理が、横浜の中華街で出てきたとしても我々はそれを『中華の鉄人の料理』として受け入れ、その分の料金を払いますよね?

 

 

 

 

『鉄人が作ってないじゃないか!金返せ!』 なんて言わないと思います。 

 

それと同じで、細かく指示した治療は学生の物ではないのです。 

 

ですので、私は大まかな支持しか出さず、あとは学生側でなんとかしてもらう、いわゆる『就職後を見据えた指導』を行っています。 当然、私は近くにいません。

 

 

 

5〜7mくらい離れて学生の声が聞こえる範囲にいて、かつ学生の視野の中に私が入らないうに気を付けます。 私がいるせいで学生が緊張しては意味がありませんからね。

 

これが私の最後の臨床実習のやりかたです。

 

 

もちろん学生ですから治療がうまく行かないこともあります。

 

そういった時は、治療時間が60分の患者さんであれば、前半30分を学生が、後半の30分を私が担当し、患者さんに対する不利益がなるべく出ないように配慮しています。

 

さいごに:臨床実習で学生のやる気を引き出せたらOK

 

 

実習毎に我々セラピストも学生に対してアプローチを変えています。 

 

その時期に応じた課題や実技指導を提供することで、より深い理解を得てくれればいいなと思います。

 

そして、最も大切なのは『学生自身が考えること』です。

 

どんな内容であれ、学生が考えたことに可不可はつけられません。 たとえその内容が未熟だったとしても、それに対して深く掘り下げてはいけません。 

 

学生自身も、自分の考えが浅いことは分かっていますが、知識や経験が少ないのでそれが考える限界なのです。

 

 

【caution!】学生の能力を超えた指導は入力されません。 だからそれ以上とやかく言っても、たぶん無駄です。(たまに限界突破して覚醒する学生もいる)

 

 

どちらかというと、新しい切り口での考え方を提供したり、多方面から見る事を教えていき、学生自身に対し、『たくさんの出口を与える』のでなく『多くの入り口』を教えていった方が良いのではないかと考えています。

 

2×3=6という問題に対し、3×2でも2+2+2でも答えは同じになるんだよ。 

 

というようなイメージで多面的に考え方を教えていけたらいいな。と思っています。 

 

そして、学生はそれに応えようと必死になって実習をしています。

 

 

ぜひ立派な理学療法士になって頂きたいものですね。

 

 

 

では。

 

 

 

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