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お久しぶりです。

回復期リハ病棟勤務の看護師:Kana@Noa_mama0511です。

 

 

回復期リハビリテーション病棟(通称:回リハ-かいりは)は、リハビリがメインとなりうる病棟です。

しかし、看護師としてリハビリに協力できることはないか?そう考えたら、ある一つのカテゴリーの到着しました。

 

 

それが『レクリエーション活動』です。

 

 

看護師の業務の枠を越え、レクリエーション活動を行った結果、患者様に良い変化が生まれました。

 

 

看護師がリハビリに協力できて、さらに患者様に還元できること。
そして、私の看護感や存在意義を証明したくなったから、その報告をさせて頂きます。


 

 

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回復期リハビリテーション病棟とは?入棟期限と看護師の役割

 

脳血管疾患や、整形疾患の亜急性期の患者様が疼痛や、不安を抱えながらも住み慣れた自宅への退院を目標として入院してきます。

 

 

急性期病棟での治療を終えて、状態が安定し、リハビリを集中的にやれば、回復が見込まれる大切な期間であり、逆に回リハにいられる期限にも制限があるため、その人の今後の人生を左右すると言ってもいいくらい、重要な病棟だと思っています。



基本的には

  • 脳血管疾患:約6ヶ月
  • 整形外科疾患:約3ヶ月

 

 

が入院期限となります。(他にも様々な規定があります)

 

【外部リンク】

一般社団法人 回復期リハビリテーション病棟協会|疾患別入院期限

 


 

■私が新卒で回復期リハビリ病棟を選んだ理由

 

まず、どうして私が回復期リハビリテーション病棟でのお仕事を希望したかというと、
看護学校3年間の実習で、3ヶ所の回リハ病棟で、実習をさせていただきました。

 

 

【kana check!】
もちろんOPE室や、療養や、精神科や、小児など、みなさんも、いろいろな病棟での実習を経験していると思います。

 

その中でも1番私の目指す看護があったのが、回リハ病棟でした。

 



・どうしたら、患者様の目標とするなりたい姿になれるか?
・どうしたら、ご家族が受け入れてくれるまでのADLに持っていけるか?


 

微力ではありますが、私が何か介入することで、患者様の歩行が安定してくる1つの要因となったり、患者様と一緒に『できた!』を喜び合える

看護計画を立案するのが楽しくて楽しくて、私にぴったりの素晴らしい病棟だと感じました。

 

 

 

■仕事のやりがいは指導者やコメディカルとの関係も重要!

 

その実習で、尊敬できる指導者さんやアドバイスをくれた理学療法士さんとの出会いのおかげでとても充実した実習となり、多職種連携の一部になれたような気持ちにもなれました。



そんな実習を経て、
幸せなことに私は学生のうちから、なりたい看護師像が明確になっていました。

 

 

 

■リハビリは辛い。そんな患者にやる気を出させたい

 

晴れて、回リハナースになった私ですが、就職してみると、私のイメージしていたやる気にみなぎる患者様たちばかりではなく、回リハなのにやる気のない患者様がたくさんいました。

 


 

  • 『私は入院中だから、病気なんだからあったかくして寝てなくちゃ』
  • 『リハビリの時間でだけやればいいでしょ』
  • 『リハビリに行きたくない』
  • 『看護師さんなんだから手伝ってよ』

 

 

私は回リハに来ている患者様は、みんな帰るために、やる気満々な方たちばかりだとイメージしていたため、私のやる気満々と患者様との温度差や、帰してあげるために言ってるのにどうしてわかってくれないんだろう…と悩む日々でした。

 


 

【kana caution!】 
患者様の高齢化を受けて、私の病棟でも80歳以上の患者様が70%を占めています。

 

高齢者は、そもそも入院が誘因となり、せん妄の発症や認知症の進行、老人性うつなどが起こるリスクが高く、また将来についての悲観的な見通しなど、精神的な不安が、身体症状として現れることも多くあります。

 


 

リハビリを集中的に行えば、効果が期待できる期間でもある反面、その分患者様の入院期間は伸びるわけですね。

 

 

回復期なのにやる気のない患者ばかり!困った看護師がやる気にさせた方法とは

 

私は、患者様に楽しく入院生活を送ってほしい。
リハビリはキツくても、あの看護師さんに話したら楽になったとか、そんなポジションでありたい。
そして、また明日も頑張るかーと思えるような活力を与えられるようになりたい。


退院する時に、入院生活はキツイこともあったけど、ここでリハビリしてよかった、なんだかんだ楽しかったなーと思ってほしい。



と考え、患者様とのコミュニケーションはもちろん、レクリエーション活動をはじめました。



あっ、リハスタッフをキツイと責めているわけではありません。
リハビリがきついのは当たり前ですし、やらなきゃ自分のためになりませんからね!


 

【kana point!】

 

そこをどうフォローして行くかが、病棟ナースの腕の見せ所かな?と思います。傾聴しつつも、本当はみんなあなたのことを想ってるんだよーと伝えたり、いかに抜ける時間を作ってあげられるか。

 

 

 

■患者さんとの信頼関係!やる気を出させる言葉


レクリエーションとはまた違いますが、患者様への声のかけ方一つで、かなり患者様の反応が変わってきます。


例えば、トイレにT字杖歩行で行けるけど、見守りが必要な患者様。
何度ナースコールをするよう指導しても1人で歩いてしまう。

『1人で行っちゃダメ!!』
『ナースコールしてください!!』

ではなく、


 

『私は〇〇さんと一緒に歩いてトイレに行くまでおしゃべりしたりする時間がとっても好きです。退院までもう少しの間〇〇さんと一緒に歩かせていただけませんか??』


言い方を変えると、あっさりナースコールしてくれるようになったりします。

認知症があるからしょうがないとか、指示が入らないと決めつけて諦めるのは簡単ですが、その患者様にあったアプローチの仕方をアセスメントしてみましょう!

 

 

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看護師が回復期リハ病棟で行ったレクリエーションの内容と効果とは

 

レクリエーションと聞いて、思い浮かぶのがその道のプロの存在です。
老健デイケアのスタッフさんはすごくみんなをやる気にさせるし、言葉の選択もうまいですよね。それを病棟看護師がやろうというのです。


果たして結果は出るのでしょうか?

 

私の行ったレクリエーションは以下の通りです。



《病棟歩行訓練》

 

 

 

 

歩行の間は、ただ雑談する時もあれば、にくじゃがを作る手順を教えてください!などと、認知面も刺激する工夫をしました。


《製作、塗り絵》

 

 

 

 

など、得意なことを好きに実施してもらう。

 

ただ渡しておいてもつまらないので、集団で役割を決めて行ったり、完成したものをみんなで見えるデイルームに貼り出す。
色鉛筆やクレヨン、絵の具など色々な物に触れる時間を作りました。


 

【kana-point!】
その中で、この人こんなに上手にハサミが使えるんだー!だったら、薬袋も自分であけられるんじゃない??などの気づきもありましたよ!



女性陣が作ってくれたお花を、男性陣の歩行器や車椅子に装飾したり、月に一回は、ケーキを注文して好きな飲み物を注文できる喫茶も行いました。


 

 

■作品は誰かに見られ、評価されるから作りたくなる

 

レクリエーションで色々なものを制作し、それで終わらせてはもったいない。

そこで、私はコッソリ病棟の壁を一部分乗っ取りました。
(コッソリと言ってももちろん所属長は知っていましたが、好きなようにやらせてもらいました笑)

 

 

 

【患者様と作った切り絵(画像奥の壁画)と七夕飾り】

 

 

 

リハ室に行く時だけ通る通路の壁。

そこに、患者様ひとりひとりに作ってもらった物を集めて張り出したり、
季節の飾りをしました。

 

 

 

【春:患者様・スタッフの手形で出来た桜の木】

 

 

 

【初夏:習字も実施!アジサイの木】

 

 

【秋:患者様が頑張って張った紅葉の木】

 



リハビリに行く時と帰ってくる時そこを通る患者様に『頑張ってリハビリいってらっしゃい!』『おかえりなさい』

の気持ちが伝わるように想いを込めました。



普段、看護師はそこを通らないため、
私と患者様とリハスタッフしか見ない秘密のようでとても楽しかったです。

他にも色々あったと思いますがとにかく私は毎日楽しく楽しく過ごせるよう工夫をしました。

 



幸いなことに、とても理解のある師長や先輩方、リハビリスタッフの方々にめぐまれて、 私の活動に賛同し協力してくれる方がたくさんいましたが、中には、遊んでると思ってる人もいるんだろうなーと言う印象もありました。
 


もちろん人それぞれ看護感や、考え方があって当然。

全員に賛同してほしい!とは思いませんが、私の存在意義を証明して見たいと言う気持ちが湧いてきました。

 

 

■患者の満足度を評価、アンケートを実施。

 

まず患者様にアンケートを実施。

  • 『とても楽しかった』
  • 『もっと増やしてほしい』
  • 『リハビリも頑張れる』

 

などの肯定的な意見が多数聞かれました。



味をしめた私は次に、レクリエーション活動がもたらす効果を

 

 

 

の評価基準を使って、数値の変化を追うことで、認知機能、ADL、意欲の向上に繋がるかを明らかにしようと考えました。

 

 

レクリエーション活動による/MMSE/BI/VIによる変化

 

はじめは、なんのレクリエーション活動が、どこの機能に効果をもたらすのかな??


とも考えましたが、文献を調べて行くと、身体活動を行っても、机上課題や製作を行っても脳への刺激箇所や効果はほとんど変わらないということが先の研究でわかったので、行うレクリエーションは、ランダムとしました。

 


 

【結果】

 

MMSE.BI.VI全ての項目に上昇が見られました。

上昇が見られなかった患者様でも低下はなく、横ばい。

 

先ほど挙げた

 

¨【kana caution!】 
患者様の高齢化を受けて、私の病棟でも80歳以上の患者様が70%を占めています。

 

高齢者は、そもそも入院が誘因となり、せん妄の発症や認知症の進行、老人性うつなどが起こるリスクが高く、また将来についての悲観的な見通しなど、精神的な不安が、身体症状として現れることも多くあります。¨

 


というリスクは、レクリエーション活動を通して改善、もしくは抑制できるのではないかと考えられます。



大々的に病棟では言えませんが、この数値の結果をもって、私のしてきたことは間違いではなかったと証明できたわけであります。

 

 

■検査検証は日々の積み重ね

そして、ますます味をしめた私。

今年度は、じゃぁ身体活動と机上課題を得意不得意で分けたら結果はどうかな??
と数値を追っています。

 

 

  • 身体活動が得意だけど、机上課題を行うグループ
  • 身体活動が得意で身体活動を行うグループ
  • 机上課題が得意だけど、身体活動を行うグループ
  • 机上課題が得意で机上課題を行うグループ

 

 

今年度はMMSEではなく

 

 

 

にしました。

 


そして、患者様に苦手な事をやってもらうので、私も苦手な統計を…対応のあるt⁻検定【外部リンク:Wikipedia】を使ってみています!



今のところレクリエーション調査開始から、4週間。どの項目についても
苦手と思ってたことをやってもらってるグループの方が数値の上昇が大きいんです!!

得意な事をやってるグループには大きな変化はありませんでした。


 

 

【kana point!】

得意分野で役割を作ってあげることも大切ですが、苦手と思ってたこともストレスのない程度で実施してもらうと伸び代があるということでしょうか??

面白い結果になっています。

 

 

研究の方法や結果数値はざっくり報告していますが、具体的な患者様の変化に興味のある方は、コメントください(^^)

 

 

まとめ:病棟ナースでも機能回復はできる!やりがいも与えられる!

 

長くなりましたがとにかく、その人がその人らしく日常に戻れるために支援する回復期リハビリテーションnurseはとてもやりがいのあるお仕事です(^^)

 


昨年、私が受け持たせていただいた患者様。

 

 

片麻痺で車椅子で入院中の若い女性の患者様が、外出で娘さんの入学式に出席したいという希望がありました。
車椅子で、娘さんの学校に行くというだけでも、とても勇気のいることだったと思います。

 

 

私はキレイにメイクをして、長い髪の毛も整えて、外出させてあげたいと考えました。

 

その時も賛否両論ありましたが、今年、自分の娘の入学式を迎えて、あの時キレイにして送り出してあげることができて本当によかったと思い出しました。



自己満かもしれませんが…
彼女からもらった


『毎日メイクの練習を一緒にしたり、楽しい課題を用意してくれてありがとう。あなたが私の担当の看護師さんでよかった』

 

 

というお手紙は今でも私の宝物です。
 

 

さいごに:回復期病棟ナースにできること。私の見つけたやりがいある仕事。

 

私は急変の対応や、急性期の対応は疎いです。
世間一般的に期待されている看護師さんのイメージとは、程遠いと思います。

でも、自信をもって、私は回復期リハビリ病棟の看護師です!!と言えます。

 


レクリエーションや、オムツ交換は介護さんでもできるでしょう。
でも介護さんと看護師の違いは、患者さんを個別的にとらえて、アセスメントをしながら介入ができるところです。

 


私は患者様ひとりひとりを個別的にアセスメントしながら、レクリエーションの企画を行う!!


そこに看護はあると思います(^^)

 


みなさんもそれぞれの看護感を養いながら自分にしかできない看護ができる、ステキな職場に就職できることを願っています!
それぞれの場で自分に適した力を発揮していきましょう(^^)

 

 

 

次の記事へ>>>PTが教える新卒理学療法士が回復期病院へ就職する時に絶対知っておきたいこと【2018年】

 

 

 

 

 

 

 

【Writer】Kana(Twitter :@Noa_mama0511)follow please
 
回復期リハ病棟で働く現役看護師。
このような考えを持つ看護師が増えてくれば、病院=行きたくない・居たくない。といった負のイメージが減ってくるのではないでしょうか。

寄稿ありがとうございました!

 

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