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前回は慢性期病院の就職についてお話させて頂きました。

 


今回は、最近多くの求人が上がっている『訪問介護/訪問リハ』です。

 

  • ○○介護ステーション
  • ○○訪問看護ケアセンター

 


など、様々な名前がありますが、これらを総称して訪問リハと言います。

訪問リハは、利用者さんの自宅に出向き、自宅でリハビリをすることです。


【外部リンク】
訪問リハビリテーション/wamnet


訪問リハは、看護師がいれば経営できますので、医師は不在です。

主にケアマネを介して、担当医と情報交換をしながら治療していくスタンスを取ります。


 

 

 

 

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訪問リハビリテーションの特徴

 

訪問リハビリテーション(以下訪リハ)は、自動車・オートバイ・自転車・徒歩などを駆使し、利用者さんの自宅まで行きリハビリをするサービスです。

主に介護保険を使用している利用者さんに対する介入であり、その区分は要支援〜要介護まで幅広いです。

ですので、動ける人から全く動けない人まで様々です。

移動手段に自動車を使用するステーションが多いので、普通自動車運転免許証は必須です。

まだ持ってない人は早めに免許を取りましょう。


 


 

 

そのリハビリテーションの主な目的は

 

  • 安全な在宅生活を遂行する
  • 自宅でのADLを確認する
  • 利用者さんの異常を察知する
  • 家族へのケア

 

など、目的は多いですね



 

訪問リハの利用者の特徴



利用者さんは、すでに病院などで急性期・回復期を渡り歩いてきた方が多く、回復期から自宅に退院された方がメインとなります。

基本的に介護認定が下りており、その介護度によって利用者さんの身体機能が変わってきます。

1人で外に買い物に行けるレベルの人から、寝たきりで全く自分では動けない方まで様々です。



そして、自宅で実施するので、当然ご家族さんに自分のリハを見学されますので、ややプレッシャーがあります。

もちろん、疾患も様々であり、たまに聞いたことも無いような疾患の方のリハビリを請け負ったりしますので、日々勉強は必要です。

 

 

 

訪問リハは理学療法だけやれば良いというものではない。看護領域も知ろう

 

 

訪問リハでは主に機能訓練を実施するのですが、患者さんやご家族にとっては『先生』です。

病院であれば

 

  • 医師
  • 看護師
  • 理学療法士

 


と役割が分かれていますのでそれほど問題にはなりませんが、ここでは我々理学療法士しかいません。

利用者さんもご家族も、医学の知識に乏しいので、我々に様々な質問をしてきます。

 

  • おしりが赤くなってきたけど大丈夫か?
  • 食事の時にむせ込むけどどうしたらいいか
  • この薬は何に効くのか
  • 食後すぐに横にしてもよいのか
  • 血圧が高い気がするけどどうすればよいか
  • 足が痛いけど、湿布を貼ってよいか

 


このような質問に答えられるのは看護領域です。


お尻の発赤は褥瘡かもしれませんし、湿布をむやみに貼って皮膚が弱い方だったら爛(ただ)れてしまうかもしれません。

 


ふつう、理学療法士は薬の知識もそこまで多く持ってないですよね。

しかし、利用者さんやご家族は、知っている体で話してきます。

向こうからすれば我々は医学の免許を持った人間ですから、知っているだろうと思って聞いてくるのは当然です。



ですので、その利用者さんの生化学検査や、皮膚状況なども観察し、知っておかねばなりません

基本的には看護師も訪問し、看護ケアをしているはずなのでコンビを組んでいる看護師としっかりコミュニケーションをとらなければ、上記のような質問には答えられないでしょう。


 

 

 

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訪問リハのリハビリの仕方

 

訪問リハのリハビリは利用者さんの自宅で実施します

ですので、病院や老健のように、器具が豊富にある訳ではありません。

家にあるもので運動をしていきます。



例えば、椅子に座って立ち座り練習をしたり、自宅の階段で階段昇降練習をしたり。時にはペットボトルに水を入れ、それを重りとして運動したりします。



しかし、訪問リハでの大きなメリットは、在宅生活での問題点をタイムリーに改善できるという所です。

例えば、トイレの立ち座りが難しい、という要望に対し、実際にトイレに行ってもらい動作分析をする。

そこで、手すりが必要だと考えたら、ご家族に説明し、ケアマネに相談し、手すりの取り付けを依頼する、などの対処がすぐにできます。



訪問リハでは、身体機能の改善をするよりも、在宅生活の中での不備を発見し、それを改善すべく提案することが主な仕事になると考えます。

 

  • トイレの仕方
  • セルフエクササイズ
  • 食事の方法
  • 入浴の方法
  • 服の着脱
  • 栄養指導
  • 寝返り・起き上がり指導

 


など、根本的なADL指導ができるとよいですね。

もちろん、出来ないことは何もない。という利用者さんであっても、何回かに1回、動作確認をし、本当にできているのか、そのやり方で問題ないかなどの評価をすることが必要となります。

 



 

訪問リハは仕事が安定しない



訪問リハは、利用者さんからの希望があって初めて成立します。

ですので、利用者さんがもう訪問しなくて良い、と言えば、その場で介入は終了です。



大体、日に5〜7件行くのですが、新規利用者さんがいない時期は1日4件程度という時もあるようです。

その場合も給料は支払われるのですが、インセンティブ(後述します)などによる加算は取れないので、給料自体は少なくなります。

 


 

交通事故や交通違反のデメリットがある

 



移動に自動車を使い、1日20〜30kmの運転をする場合もあります。

毎日の事ですので、交通事故や交通違反に引っかかる可能性が病院勤務の方より多いです。



もちろん、事故の場合は会社が自動車の修理はしてくれますが、違反の場合は自分で支払わなければなりません。

また、点数も自分の免許証の点数から引かれてしまいます。

軽微な違反が3回続くと免停ですから、ちょっとリスキーですよね。

もしも免許がなければ訪問できませんから、死活問題にもなります。

 

 

 

訪問看護ステーション/訪問リハで働く人の仕事量と給料

 

訪問看護ステーション/訪問リハの勤務時間



一般病院の仕事時間はおおよそ8時間勤務です。

休憩は1時間であり、ほとんどの場所が12:00〜13:00で固定されています。
しかし、利用者さんの介入時間によってはその時間にズレがありますし、60分取れない場合もあるかもしれません。



また、出先によっては休憩はステーションでなく、車の中やファミレスなどで取る場合もあります。

残業はほとんどありませんが、月末の書類業務がものすごい大変です。



1人の療法士が受け持つ利用者さんは20人程度になりますので、その計画書や報告書などで20部づつ、計40部も作成しなければならないのです。

それを、訪問の合間などにコツコツを作成していかなければなりません。
仕事量は比較的多いですが、日によってばらつきもあり、月初で利用者さんへの訪問があまりない時は暇です。

訪問車両の整備や洗車、カルテ整理などをしましょう。



 

訪問看護ステーション/訪問リハの休日

 


休日は基本的に土日であり、夏季休暇や年末年始、GWも取れます。

カレンダー通りと思って頂いてよいでしょう。

 

 

 

 

訪問看護ステーション/訪問リハの患者数

 


訪問は1日5〜7件で、日によって変わります。

利用者さんの体調により、突発的に中止になる場合もあるので安定しないでしょう。

あまりそんなこともないですが。

受け持ちの利用者さんは15〜20人で、看護師とコンビを組む場合が多いです。

月曜がリハ、水曜がデイサービス、金曜が看護、というように予定が組まれていることが多いですね。

 

 

 

訪問リハの給料

 

 

基本給20万円〜23万円
手当て4万円〜5万円
インセンティブ5万円〜10万円
交通費支給


大体毎月の給料は26万円〜30万円というところが多いです。


そこから住民税・所得税などの税金を引かれ、およそ25万円がじぶんの銀行口座に入ってきます。

 



インセンティブとは、訪問の件数が多ければ多いほどプラスでお給料がもらえるシステムです。

どのステーションも月に81件以上の訪問をすると、インセンティブが発生するようです。

81件というと多いように思えますが、1日5件で20日勤務だと100件ですから、比較的容易に達成できます。



インセンティブの金額は職場によって異なりますが、3000円〜4000円と言ったところ。

しかし、利用者さんが少ない月や、自分が有給などで多く休んだ月はインセンティブも少なくなるので、お給料の変動も激しいでしょう。



ボーナスは大体1〜2か月分/年です。

1回のボーナスで15〜25万円といったところでしょうか。
一般病院と比べると少し物足りないです。

年収は380万円〜450万円で、新人でもインセンティブのおかげで400万円を越える事は容易いです。

働けば働くほどお給料がもらえるので、体力に自信のある人はおすすめ!



ちなみに、私が見学に行ったときは5年目で520万円という金額を提示されました。(もちろんインセンティブ込みで)

 

 

さいごに:訪問リハへの就職はあまり新人向けではない。

 

 

訪問リハは基本的に1人で行動します。


ということは、困った時に助けてくれる先輩や上司がそこに居ないのです。



もちろん、PHSなどを持って行動するわけですが、ご家族の手前なかなか緊急時以外は使いにくいです。

ですので、訪問リハはある程度経験を積んだ方が就職すると良いでしょう。



特に現在、回復期病棟でリハビリをしている方は、回復期が終わったあと(患者さんが自宅に戻ったあと)に患者さんがどのような生活をしているのか知るいい機会になります。



ある意味、回復期リハからのステップアップとして考えてもいいのかもしれません。

 

 



限られた空間・限られた物品で治療、改善させるということはかなり高いスキルが必要となります。

 

 

次の記事へ>>>新卒理学療法士の就職活動は簡単!長く働くために決め手となる病院の選び方・探し方

 

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